感染症診療の原則basic2
抗生物質が広汎スペクトルになると、
菌名が気にならなくなってきた?
いまでも、ペニシリンは効く。
免疫不全では、予測困難、予測は危険。
顆粒球減少、細胞免疫障害(移植、HIVなど)
「感受性を報告する薬と報告しない薬」に注意。
菌種により、治療期間が異なる。
黄色ブドウ球菌では4-6週間必要。
大腸菌では、1-2週間。
大腸菌ではペニシリンGに自然耐性なので、報告しない。
A群溶連菌では、ペニシリンGには必ず感受性があるので、報告しない。
代表薬剤:ブドウ球菌ではペニシリンGに感受性があれば、
ABPCにも感受性があるので、ABPCは報告しない。
「VitroとVivoの乖離」
Vitroで感受性があっても、臨床的に感受性がない薬剤は報告しない。
例えば、サルモネラ菌では、CEZ、GMは薬剤感受性があっても、臨床的に効かない。
「抗生物質の開始時期で、臨床的に差はない。」
「重症度だから広汎抗菌スペクトラムを使用するは間違い。」
「肺炎の死亡率は、昔も今も変わらない。」
つまり、耐性菌が原因ではない。
耐性菌は、葬儀屋であって、殺し屋ではない。
死が近づくと、出てくるだけ。
「グラム陰性桿菌で耐性菌と死亡率は無関係」
「百発百中は危険。」
インフルエンザ菌は、50%は耐性菌であるが、
イチローだって、打率30%であるから、
50%効果があれば、いいと考える。
「細菌感染症は改善するか、悪化するか。」
症状が安定しているのならば、抗生剤をやめてみる。
など、非常に示唆に富んだアドバイスがたくさんありました。


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